2018年3月21日水曜日

ケアンズ〜シドニー8日間 2018/3/21 病院の救急へ

←点滴中の本人撮影写真

シドニーでの事件その2はディナークルーズへ出かけるときに発生。エスカレータを降りてロビーに出たところで長男が気を失って転倒、失神した。声を掛けても1分ぐらい目を開けず、ホテルのマネージャーまで駆けつけてきてひと騒ぎになる。


幸い意識は取り戻して、ロビー隅のソファでホテルスタッフが持ってきてくれた水を飲んでいるうちに落ち着いてきた。とはいえ何があるかわからないので、マネージャーのアドバイスで病院に行くことにする。スタッフの方が最寄りの病院に電話してくれて救急に行くことに。また、日本で入っていた保険会社にも連絡をとってくれた。ここまでのやり取りのあと、ホテルが呼んでくれたタクシーで病院へ向かう。JTBのデスクにも電話を入れて、集合時刻は過ぎてしまっていたが、今日のディナークルーズはキャンセルと伝える。OptusのプリペイドSIMカードはここでも役立つ。


病院まではタクシーで15分ぐらいか、Royal Prince Alfred Hospitalに到着。妻と長男が受付で診察の手続きをしている間に、保険会社と電話。契約内容では病院はキャッシュレスでその場では支払い不要のはずだったが、保険会社が問合せたところ病院側が対応できないと分かり、いったんこちらで支払いが必要。基本の診察料は$138AUD。


病院での診察もひと苦労、倒れた時の状況や今の気分を聞かれたり、触診で痛いところはとか聞かれるのだが、日本語でも説明が下手くそ長男なのに、それが英語とあって家族総がかりで対応する。さらに血液検査、尿検査、心電図に点滴と結構なフルセットで診察を受けた。追加の検査は血液検査、心電図ともそれぞれ$138AUD。


担当医が日本語のできるスタッフを探してくれたが、今夜は不在だそうで、電話で通訳を介しながらのやりとり。いやはや救急医療の現場ちゅうのは大変です。


けっきょく診察・検査とも悪いところは見つからず、迷走神経性の失神という診断名をもらった。お腹も少し痛むというと通りがかった別の医師から薬をもらってくれてその場で服薬し、そのままタクシーでホテルに戻った。偏食の長男は食事も満足に取らず、旅の疲れも出て低血糖で倒れたんでしょう、というオチのようだ。
ホテルに戻って夜の11時、まだ少しお腹が痛いという長男を寝かせて、残り3人で地下のスーパーへ晩ごはんの買い出しに行く。午前零時まで開いててよかったスーパーColes。ディナークルーズのはずがトルティーヤにミネラルウォーターという晩ごはんに相成った。

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