2018年3月23日金曜日

ケアンズ~シドニー8日間 2018/3/23 ブルーマウンテンズ

この日は午前中がブルーマウンテンズ観光。ホテルから徒歩5分程度のホテル・ヴァイブス前に集合。どきどきツアーズのガイドは綾部虎次郎(あやべこじろう)さん、タイ生まれの日本育ちで、大学からオーストラリアに移住し、不動産会社勤めを経てガイドへ転身したとか、言葉使いが丁寧なのは良いのだが、も少しフレンドリーなしゃべり方でも良いのに。

例によっていくつかのホテルを回っていくのだが、集合時刻に遅れた方がいるとかで、ハーバーブリッジと高速道路経由のルートをとる。コジローくん曰く、普段は高速ではなく下の道をいくのだが今日のコースの方がブリッジをわたれて時間も短くてすむのでラッキーとか。

道中はけっこう長いので、あれこれと観光案内を話してくれた。
ロックス地区は日本風に言えば風致地区、近代的な建築は厳禁で信号機すらない。歩いてる両足をデザインした道路標識が歩行者絶対優先のマークとのこと。

目的地のブルーマウンテンズは、揮発したユーカリ葉のオイルが太陽光を散乱して山が青く見えるのが由来とか。葉っぱの成分の30%が油分だそうで、そのため高温の日にはちょっとした摩擦で発火したりする。山火事は年間平均で150件。ブルーマウンテンズに向かう道路脇には、白い四角の看板の中に扇形を緑、黄色、橙、赤、紫に塗り分けられた絵が書いてあって、本日の山火事危険度を表している。高温で山火事注意の日には入山禁止にもなるそうだ。またユーカリの木は電信柱にも使われているそうで耐用年数は120年、コンクリート製の50年に比べて格段に長持ちだ。

コジローくんによると土産物のお薦めはあまり無い。なぜかというとオーストラリアの物価は高く、モノによっては帰国してからAmazonで探した方が安いからとか。
そんな中でもお薦めなのは、ワインか紅茶かホホバオイル。ワインは白ならパース産、赤ならバロッサバレー産が良いらしいが、AOCという食品の品質保証マークが付いていて、値段も4~5千円以上のものを、できれば7~8千円を目安に買うとよいとのことだ。
紅茶は「T2」というのがブランドで、そういえばケアンズ、シドニー市内でもこの看板の店を見かけた気がする。
ホホバオイルは土産物屋でもよく見かける。キュランダ鉄道のガイド・Naoさんもお薦めだった。

途中一回休憩を挟んで、ブルーマウンテンズ到着。霧が深いので展望台にいく予定を変更して、先ず「WARADAH」というアボリジニのダンスショーを見る。場内は英語のアナウンスなのだが、渡されたヘッドホンとICレコーダーのセットから日本語の解説を聞く。ディジリドゥが生まれた歴史等が興味深かった。最後に出演者と一緒に記念撮影を撮れる。



その後も展望台に向かったが霧が晴れることはなく、スリーシスターズも真っ白な霧の向こう。仕方なく霧をバックの記念撮影をする。それでもブルーマウンテンズは世界遺産なので、訪問記念のカードはもらった。ブルーマウンテンズは晴れる日のほうが少なく、年間200日ていどは霧なので格別にアンラッキーということではないらしい。


バスに戻る途中で、ユーカリやティーツリーの樹を見る。ユーカリの葉っぱは枯れ葉の方が香りが良く分かるそうで、3~4枚拾って重ねてちぎるとミント系の香りがする。ティーツリーは葉っぱをオロナインのような家庭の常備薬的に使うらしい。昔はこの樹を結婚祝いに贈ったそうな。

帰りのバスの中では、ユーカリオイルやホホバオイル等の販売がある。車中で注文しておくと市内に戻ったバスに商品を届けてくれるというシステムだ。花粉症で詰まった鼻も通るというユーカリオイルを、長男用に買ってみる。

市内に戻ってバスを降りた場所にあるDFSで免税品を見物する。化粧品や土産のお菓子類を物色するも思ったほど安くはない。ロックス地区のフィリップスフーテで昼ごはんにBBQを食べたあと、ぶらぶら歩いてホテルまで戻る。交差点の歩道やちょっとしたスペースには、ストリートミュージシャンを良く見かけるがみんな上手い。日本人で世界を回っているという方も見かけた。


いったんホテルに戻って休憩。昼ごはんに贅沢したので夕食はかんたんにMcDonald'sで済ませる。店内には大きなタッチパネルがあって、これで商品を選んでクレジットカードやスマホのタッチで決済できレシートが出てくる。あとはカウンターまでいってレシートの番号を呼ばれるのを待つだけ。つり銭のやり取りもなく、話す必要もなく買い物ができる。注文カウンターの人件費が要らないのでコストダウンにもなってるんだろう。といっても、せっかく海外に来ているので子どもたちには英語の実地練習として、タッチパネルを使わずにカウンターで商品を注文してもらった。$29.5AUD、4人で3千円弱なのでこれは日本とあまり変わらない。


McDonald'sといえば赤と黄色の看板が目印だが、George St.の店は古いレンガ造りの建物に入っていて、派手派手しいところはない。近くにフライド・チキンのケンタッキーもあったがこれもレンガの建物で小さくKFCという看板が出ているだけ。街の景観維持には注意を払っているようだ、コレぐらい頑張っているのは日本だと妻籠か京都の一部ぐらいだろう。

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